ふわふわのスポンジケーキ

スポンジケーキをふわふわに仕上げるコツ

スポンジが硬くならないためのポイント

スポンジケーキを焼いたのに、思ったより硬くなってしまうことはありませんか?原因の一つには、材料の混ぜ方や泡立て加減があります。卵はしっかり泡立てることで空気を含ませ、焼き上がりをふんわりさせるんですよ。特に、卵白と卵黄を別立てにする方法をとる場合は、卵白をメレンゲ状態までしっかり泡立ててから卵黄と合わせるようにすると、きめ細かい生地に仕上がります。
逆に混ぜすぎると泡が潰れてしまい、焼き上がりが固くなりがちです。粉類を加える際は、ゴムベラを使って大きくさっくりと混ぜるのがポイントですよ。ここでしっかり手早く行うことで、余分な空気を抜かずに生地を均一にできます。

スポンジ生地の作り方

卵の温度

常温に戻した卵を使うと、泡立てやすくダマになりにくいです。冷蔵庫から出したての卵を使うと、生地が分離したり泡立てに時間がかかったりするので注意してください。

砂糖の役割

砂糖は泡を安定させ、焼き色にも影響を与えます。分量を極端に減らすと、ふんわり感が損なわれることがあるのでレシピ通りを心がけましょう。

粉類はふるって加える

小麦粉やベーキングパウダーは、必ずふるって空気を含ませると同時にダマを取り除きます。生地に加えるときは手早く、でも力任せに混ぜないようにするのがコツです。

オーブン温度と焼き時間

オーブンの余熱をしっかり行うことが大切です。生地を入れるタイミングで温度が下がると十分に膨らまないので、庫内が適温になっているか確認しましょう。焼き時間はレシピ通りにし、焼き過ぎると固くなってしまうので注意です。

仕上げのひと工夫

スポンジケーキが焼き上がったら、型から外して冷ますときにオーブンシートを剥がすタイミングや、ひっくり返し方などにも気を配るとシワや凹みを防げます。仕上げにシロップを打つと、よりしっとりとした食感になりますよ。生クリームなどを挟む場合は、生地が完全に冷めてからデコレーションを始めるとクリームが溶けずにうまく塗れます。
もし焼き色が濃すぎると感じたら、途中でアルミホイルをかぶせるとか、温度を少し下げて時間を調整するなどしてみてください。美味しく仕上がったスポンジケーキはケーキの基本なので、誕生日や記念日に活用すると喜ばれますし、アレンジもしやすいですよ。

スポンジケーキをふわふわに仕上げるには、材料の温度や混ぜ方、焼き加減など、いくつかのポイントを丁寧に押さえることが大切です。どれも少しの工夫で仕上がりがぐっと良くなりますよ。基本をおさえれば失敗しにくくなりますし、アレンジやデコレーションも一層楽しめるはずです。毎回の焼き上がりに自信が持てるよう、ぜひ試してみてくださいね。

Copyright ©2025スイーツに走る日常All Rights Reserved. |サイトマップ