今日はバイクシートの破れを自分で修理する方法をご紹介します。
バイクシートの破れは見た目が悪いだけでなく、雨や汚れが入りシートが劣化したり、座り心地が悪くなったりする可能性があります。そんなときに便利なのがDIY修理です。市販の補修キットや専用シートカバーを使えば、300円から簡単に直せますよ。
お手軽な補修は300円程度でできる
小さめの破れや穴にはコーキング剤を使う方法があります。コーキング剤は、建築や水回りの隙間を埋めるために使われるシリコンやアクリルなどの材料のことです。これを破れた部分に塗って乾かすと、シートの表面を補強できますよ。コーキング剤は100円ショップやホームセンターでも手に入りますが、完全に破れをふさぐことは難しいため補修シールを併用することがおすすめです。
補修シールを貼る
補修シールは、布やビニールなどでできたシールで、破れた部分に貼るだけで雨や汚れからも守れます。補修シールは200円程度から手に入りますが、サイズや色を注意して選びましょう。貼る前にはシートを清掃して乾かし、気泡やしわが入らないように注意深く貼り付けてください。
専用シートカバーで隠す
これはバイクメーカーやアフターパーツメーカーが出している、バイクシートに合わせたカバーで、破れを隠すだけでなくデザインも変えられます。専用シートカバーは1000円から3,000円程度で手に入りますが、多少の知識が必要です。しっかり止められていないとカバーがずれたり外れたりする可能性があるので注意しましょう。
破れたままにしておくデメリット
バイクシートの破れを自分で修理することができますが、破れたままにしておくとどうなるかというと、以下のようなデメリットがあります。
- 見た目が悪くなる
- 雨や汚れが入りシートが劣化する
- 座り心地が悪くなる
- 安全性が低下する
- 車検時に不合格になる可能性がある
キレイに直したい方はシートの張替えがおすすめ
自分で修理するのは大変という方はバイクショップや専門店で表皮を新しいものに交換してもらいましょう。費用は5,000円から30,000円程度かかることがあります。また、時間もかかるので予約や見積もりをして確認してみてくださいね。
コーキング剤や補修シール、専用シートカバーを使えば、300円から簡単に直せますが、破れたままにすると様々なデメリットがあるため、綺麗に直したい方はシートの張替えを考えてみてください。放置せず、早めに対処しましょう。